製作秘話-その弐
はじまりはやはりエンドユーザー様からの問い合わせ。。。「大きいドレッサーありますか?間口は1800くらいで」
当社にはアロールという間口1100が一番大きいのですが、これでは物足りないということ。。。
そんな問い合わせがなんと4、5件続けばドレッサーメーカーの物創り魂に火がつくのには三日とかかりませんでした!!
尾沢先生にすぐラフにかかってもらって、工場の師匠にはすぐに準備にかかってもらいました。
ここまでは順調でしたが、スタートしたらさあ大変!!
ひとつ、ひとつのディティールが少しづつ積み重ねっていくに従って、気になるとこを修正。ひとつ修正を加えることで、またその周辺が気になりだしてまた修正!!
今回は尾沢先生に徹底的につめてもらいました(尾沢先生ありがとうございました!!)図面はみんなフリーハンドで原寸(実際のサイズ)で書いてもらうので、ここは尾沢先生の力の見せ所でした!!そんな尾沢先生の熱意に現場のスタッフも燃えない訳がありません!!細かいパーツをひとつ、ひとつ作っては先生がチェック。
そんなやりとりで1年が過ぎ、2年目で本番がスタート。試作担当のチーフ&師匠からもアイデアをもらい、彫刻を掘ってもらう石川さんにバトンタッチ!!
ここでも、石川の社長からアドバイスをいただき、納得のいくカタチができました(石川の社長&スタッフのみなさんありがとうございました!!)
そして、いよいよ最後の化粧へ!!今回はあまりにもボリュームがあるので、クドクなりすぎないようにゴールドパウダーの化粧をするのが技の見せ所でした。
望月塗装の社長が自ら陣頭指揮をとって、綺麗に上品に仕上げてくれました(望月の社長&スタッフのみなさんありがとうございました!!)
そして完成したのがこのドレッサー!!
詳細は年明けにスタジオ撮影!!そしてまた紹介させていただきます!!
そして師匠&スタッフのみんなありがとう!!
最後に、カンティーニュファンのみなさん、こんなチャンスくださってありがとうございました!!
PS,カズポン写真ありがとうございました!!
松永工房・松永武士。